ゲルマ視察報告です!

 2015年1月22日、東京都武蔵野市の給食調理場へ見学に行って来ました。

武蔵野市の職員の皆様、大変お世話になりありがとうございました!

詳細は下記レポート「ゲルマニウム半導体検出器見学会 in武蔵野市立学校給食北町調理場 2015/1/22」をご覧ください。

 


武蔵野市ではゲルマニウム半導体検出器(γガンマー線スペクトロメータ―)を1台購入し、独自で測定を行っています(平成24年11月より運用)。

測定品目は
①調理済み給食1週間分を混ぜ合わせたもの
②食材単品

どちらも結果はホームページにて公表されます。
実際の測定結果での下限値は1〜3ベクレルとなっています!

食べてしまった後での公表となりますが、これまで測定してきて、どこの産地のなんの食材が検出されやすいかはわかってきているので、食材選定に生かし、安全性を高めているそうです。

使用しているゲルマニウム半導体検出器は
TG150Bベクレルモニター(株式会社テクノエーピー)。通常は液体窒素での冷却が必要なのですが、こちらは電気による冷却で比較的管理が楽なようです。使用するスペースもシンチレーション検出器とほとんど変りませんでした。
また、価格も950万円〜(配送先によって異なる)と、
ゲルマニウム半導体検出器としては安価です。武蔵野市ではエアコンの設置、部屋の改修費を含めて1030万円で導入できたそうです。
外部機関に委託し続けることと比較し、購入した方が安く済むという試算もされたそうです。

今回見学させていただき、とにかく
関係各所みなさんが導入時にものすごく勉強され、国の基準や他の自治体とは関係なく、武蔵野市の子どもたちの安全と安心のためにできることの最善を選択されたことがわかり感動しました!

最後に、私たちが武蔵野市の取り組みを知ったのは武蔵野市議の山本ひとみさんのお陰です。
昨年1月30日に参議院会館行われた第一回給食委員会1・30省庁交渉 大円卓会議!

(山本太郎・ウルトラサポーターズ)に参加した際、そこで山本ひとみさんが武蔵野市の取り組みを細かくお話されていました。その時いただいた資料があって今の私たちの取り組みがあります。今回の見学会も山本ひとみさんを通じて実現できました。親身になって私たちの話を聞いてくださりありがとうございました。
朝霞市でも(もちろん新座市、和光市、志木市も)最善の方法が選択されるように私たちも頑張ります!

ゲルマニウム半導体検出器見学会 in 武蔵野市立学校給食北町調理場 2015/1/22

給食食材の放射性部室測定方法の流れ
測定室視察資料

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コメント: 2
  • #1

    t.s (火曜日, 03 2月 2015 23:37)

    視察の模様を詳しく載せて下さって、
    ありがとうございます〜!
    親身になって対応して下さった山本さんにも感謝、感謝ですね。

  • #2

    himawari-asaka (木曜日, 05 2月 2015 00:46)

    t.s様

    武蔵野市の取り組みは大変勉強になりました。
    山本さんをはじめ、色々な方に援助していただけて視察が実現できとても嬉しく思います。
    先日の教育環境常任委員会でも見学内容についてご説明したのですが、視察を検討すると仰ってくださった議員さんもいらっしゃいました。
    実際の導入事例を見ていただけたら今後の具体案が前向きな方向に進むことを期待したいです☆

    いつもコメントありがとうございます(^^)!

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